ゆうゆう*Mac

MacやiPhone等のApple製品を、毎日お気楽に悠々と楽しみたい ごくふつーのユーザーによるブログです。

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今から4年以上前の2007年1月9日、Appleが初代の「iPhone」を発表しました。
「電話を再発明する」という、スティーブ・ジョブズ氏の有名なセリフの通り、これまでに無い斬新なデザインと機能を持つiPhoneは携帯電話業界に衝撃を起こしました。その一方では「携帯電話のノウハウを持たないAppleが成功するわけが無い」「こんな高価な携帯電話は一部のGeekしか買わない」といった否定的な予測も少なくありませんでした。

私はこの発表イベントを翌日のニュースで見ましたが、「ついに私が求めていた携帯電話が登場した!!」と歓喜しました。
今回は夏休み特別企画の第2弾として、記憶をさかのぼり、この当時の思い出について語ってみたいと思います。

はじめてのガラケー

P251iS

画像は「ケータイWatch」より


私が初めて買った携帯電話はドコモの「P251iS」のブラックモデルでした。
2003年の事で、周囲の人のほとんどが携帯電話を持っている中、私の携帯デビューはかなり遅かったですね。
他人からの連絡で生活が縛られるのが嫌で、ずっと購入をためらっていたのですが、結局仕事でどうしても必要という事になって、買う事にしました。

キャリアにドコモを選んだのは、当時からやはり繋がりやすく「定番」というイメージがあったからです。
機種選びには全くこだわりが無く、いわゆる「1円携帯」から選んだという感じです。通話とメールができればそれでいい、と思っていました。

私はMacとは違って、携帯電話にはほとんど思い入れはありませんでした。
はっきり言ってフォントは汚かったし、画面のデザインもあまり綺麗なものではありませんでした。
それでも端末本体が描くカーブはなかなか握り心地がよく、その辺は考えられているな、と思っていました。
折りたたんだ携帯を片手でパカッと開くのも嫌いではありませんでした。それなりに気に入っていたと思います。

ガラケーは不満だらけ

携帯でメールを打つのは大嫌いでした^^;
テンキーをぽちぽち打って入力していくのは非常に面倒くさく、つまらない作業のように思えました。
「P251iS」は、50音表の列と行に番号を振り、その番号を入力する事で2回で文字が打てる「ツータッチ入力」に対応していたので
それを使ってなんとか入力していました。

巷では、「携帯電話がどんどん便利になり、パソコンは必要が無くなっていく」という話も聞かれましたが
個人的には「とんでもない!」という気持ちでした。
こんなに文字入力が面倒で、メールを打つならパソコンの方が早いし、
スケジュール帳やメモ、アドレス帳の機能も使い勝手が非常に悪かったです。
これらはiPodに入れるほうがずっと便利だと思っていました。

何で携帯電話の機能がパソコンと連携しないのかが、私には不思議でたまりませんでした。

ガラケーの進化

それから4年がたちました。
その後携帯電話はどんどん機能強化され、高性能カメラ、ワンセグやおサイフケータイ、GPS機能、
そしてiPodブームに触発されたのか、音楽プレーヤーまで搭載するのが当たり前になってきました。

しかしこの頃は既に携帯電話の進化に手詰まり感も出てきていたように思います。
端末の性能差は少なくなり、携帯各社は、携帯の「デザイン」と、カメラやテレビの名前を冠する事で「ブランド化」する事に力を入れていた時期だったと思います。

「デザイン」と「ブランド」。
これもまた、iPodから学び、取り入れた戦略だったんじゃないかと思います。
しかしデザインと言っても、カタログや店頭でのモックアップの見栄えだけを考えたと思われるようなものも多く、
日が経つと表面の塗装が剥げてボロボロの酷い状態になるもの、
フォントが懲りすぎて瞬時に時刻が読みづらいもの、手に持った時にしっくり来ないものが多い印象でした。
また、機能が増えた反面、操作ボタンがやたら多くなってしまい、機能を呼び出すのにどのボタンを押せばいいのかが非常に分かりにくくなってしまいました。

私は新しい携帯電話の進化にある程度興味を持って見ていましたが、
メーカー各社がAppleから学んだものは実に表層的な部分でしか無い、と感じていました。

もっと文字入力を簡単にするとか、
パソコンやインターネットと連携してアドレス帳やスケジュール帳などがもっと便利になる事をずっと期待していましたが
そういった事に力を入れる事はほとんど無かったのです。いやむしろメーカーやキャリア側は意図的にそういった事から顔を背けていたのではないかとすら思います。

iPhoneの発表

そうしているうちに、「AppleがiPod機能を持つ携帯電話」を発表するのではないかという噂で持ち切りになりました。
全面がタッチパネルになり、タッチ操作でクリックホイールを操作するiPod携帯、というイメージだったと思います。

私はその頃既にiPod無しでは生活できないぐらいに音楽やPodcastを楽しんでいましたから、これが携帯電話と結びつくとどうなるのか、興味津々でした。
その一方、果たしてAppleが携帯電話事業を始めてうまくいくのか?といった不安や、バッテリーがすぐに切れて電話として使い物にならなくなるのでは?などと考えたりしていました。期待半分、疑い半分といった感じです。

そしてiPhoneは発表されました。
iPhoneは、「ワイドスクリーン搭載のiPod」「革命的な携帯電話」「画期的なインターネット・コミュニケータ」を1台に集約した機器として登場しました。
この時の基調講演を見て、私は興奮に震えた事を覚えています。

この基調講演の映像は何度見ても心を揺さぶられます。屈指のキーノートであったと思います。

iPhone
そこにあったのは、単なるクリックホイールをタッチパネルに置き換えたiPodなどではなく、Mac OS Xと共通の基盤から、全くのゼロから生み出された新しいインターフェースを持つ機器でした。

ソフトウェアキーボードも搭載し、ペンを使わなくてもキーボードを確実に入力できるよう工夫が凝らされている事にも非常に感心しました。
これまでにあったスマートフォンは大きく醜いキーボードが場所を取っていましたが、
iPhoneは必要に応じてキーボードを呼び出す事ができるし、ボタンの大きさも用途に応じて最適なものが表示されます。
これなら、きっとテンキーよりも素早く文字が入力できると思いました。

そして「Safari」。日本の携帯電話には既に「フルブラウザ」が搭載された機種が多く出ていましたが、Safariはそれよりもずっと高速でエレガントに動作するものでした。Webサイトをパソコンで見るのとほとんど同じように表示し、文章の拡大や縮小も指で簡単に切り替えができる。携帯電話でここまでできるのか、という衝撃がありました。

Macと連携してスケジュールや連絡先を取り込む事もできるし、メモの入力もカメラ撮影も簡単。パソコンで使うメールアカウントでメールもできる。私が常日頃不満に思っていた事が、iPhoneの登場で全て解決する、そう思いました。

しかし残念な事に、初代iPhoneが日本で発売される事はありませんでした。OSは日本語の入力に対応していなかったし、
何より携帯電話の通信方式はGSMという、日本では利用されていないものだったからです。
そのため、「日本は置いてきぼりか」「とてもガッカリした」という日本人の声が多く聞かれたものでした。

日本でiPhoneを手に入れる事ができるのは、翌年発売される「iPhone 3G」まで待たなければなりませんでした。

【後編】へ続く

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