少し日がたってしまいましたけど、WWDC 2013の日程が発表されましたね。
参加チケットはなんと2分で売り切れてしまったとの事。
今回は例年と違い、チケット販売開始より少し前にWWDCの案内を出していたので、今か今かと待ち構えている人が多かったのだろうと思います。そこにAppleの意図を感じてしまうのですが、しかし今でも開発者の熱気が感じられるような気がします。
WWDCのロゴの意味…?
Appleのイベントの発表時には必ずといっていいほどオシャレなロゴがついていて、
そのロゴをもとに多くの人がイベントで発表される事について予想をたてたりするわけです。
遊びのひとつではありますが、実際に後でロゴを見返してみると、「ああ、そういう意味があったのか!」と思う事も。
ただ、WWDCでは…特にクックさんがCEOをつとめるようになってからは、WWDCのロゴには基調講演の内容を示唆するような意味はあまり無いように思います。
例えば去年のWWDCロゴ。丸みのある四角形が集まってひとつのAppleマークになっています。
基調講演ではiOS 6やOS X Mountain Lionの発表、そして新しいMacBook Pro Retinaなどの発表がありましたが、
ロゴからそれを推測させるようなものは(余程深読みしない限り)無いと思います。
ロゴから感じられるのは、多種多彩のアプリアイコンのイメージ。
そして、かつてのAppleの6色リンゴアイコンも思いださせます。当時のAppleの精神を受け継いでいる事を意味しているのかも知れません。
今年のWWDCのアイコンも同じようにアプリアイコンがいくつも重なって、ちょっと幻想的なイメージになっています。
カラフルで、オシャレで、見ていて楽しい。
以前にも同じような事を書いたと思いますが、クックさんはこういうカラフルなロゴが好みなのでしょう。
WWDCとは基調講演だけにあらず
誤解されがちですが、WWDCとはAppleの製品発表会の事ではありません。
我々はどうしてもCEOによる基調講演に目が行きがちですが、WWDCとは世界中のアプリ開発者が集まってAppleの技術者から最新技術について学んだり、開発者同士で意見交換、交流をするというイベントなのです。
その上で再び今年や昨年のWWDCのロゴを見てみると…
アプリアイコンはiOS、OS Xを支える数多くの開発者の事を指しているのではないかと思います。
数多くのアプリが集まる事によって巨大な世界が形成されているのを感じます。
クックさんは、新製品のヒントなんかではなく、
開発者に対する尊敬と感謝の意をこのロゴに表しているのではないか、と思うのですが、いかがでしょうか?
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