WWDC2014の基調講演にてティム・クック氏が登壇し、数々の発表が行われました。
発表内容は以下。速報なのでざっくりした内容ですみません^^;
- 日本時刻、2014年6月3日午前2時。Appleによるビデオからスタート。世界中のユーザーがiOSアプリでiPhoneやiPadを活用している事例を次々に紹介。
- ティム・クック氏登壇。大歓声!
- デベロッパーの方への感謝の気持ちを語る。
- WWDCは今回25回目とのこと。
- まずはOS Xの話。恒例ですがWindowsと比較していかに最新OS(Mavericks)が受け入れられインストールされているかをアピール。
- 新バージョンの名前は…Yosemite!(会場から歓声)
- デザインがiOSライクなものにガラッと変更。ホワイト調、半透明を駆使した画面。赤・黄色・緑のウインドウボタンもフラットな感じに。
- 想像したよりもすっきりしていい感じ。
- アピアランスをブラック調に変更可能。明るいのが苦手な人にも良さそう。
- 通知センターは2カラム表示になり、旧バージョンよりも多くの情報を表示。カレンダーの情報や計算機なども表示できるみたい。右カラムに一覧表示、左カラムで詳細表示。
- Spotlightが新しくなり、呼び出すと画面中央に検索窓を表示できる。入力するとこれまでより詳細にファイル内容を一覧表示できる。QuickLook機能を組み込んだ感じ
- iCloud Drive機能。Finderを操作するようにiCloud上のファイルにアクセスできる。
- メールアプリの新機能「Mail Drop」。サイズが大きな添付ファイルをメールサーバー経由でなく、iCloud経由で送信する事ができる。
- 「Mark Up」機能。PDF上に手書きメモが書ける。
- 「Safari」の新機能。検索バーに文字を入力すると、関連サイトをSafariが一覧表示する。
- Safariのタブをたくさん開いていても軽快に動作。
- Safari上にひょうじされた画像からすぐにメール送信。画像の一部を簡単に拡大したり、メモや吹き出しを差し込んだりと加工も簡単に。
- Mac上に表示されているWebサイトのアドレスを簡単にiOSデバイスに表示できる機能も。
- 「Air Drop」はMacとiOS間で共有できるようになった。←やったね!
- 同一ネットワーク上にあるMacとiOSデバイスを自動的に認識し、パスワード認証で簡単に共有でき、MacからiOSデバイスを操作。
- Macから相手の電話番号宛に電話がかけられるようになった。←これはいい!
- 新しいOS X Yosemiteは無料。リリースは秋。デベロッパ向けバージョンを本日配布。一般向けβ版を夏に配布。
- 続いてiOSの話題。恒例の出荷台数やiOS 7インストール数のアピール。ユーザーの89%がiOS 7。
- Androidの最新バージョンをインストールしているユーザーは9%なのだそう。ほえー
- iOS 8の紹介。
- 写真アプリには検索機能がついた。キーワード入力で関連する写真を表示。
- SafariにはMac版と同じようなサイドバーが表示できるようになった。
- 通知センターが強化された。例えばFacebookの通知が来たら、上部の通知バナーから直接「いいね!」する事も可能。
- メッセージの通知が来たら、通知センターから直接返信ができるようになった。
- 通知センターから直接メールの削除も可能。
- Spotlightも強化。App Store検索やニュースの検索もできるように。
- 「QuickType」機能。文字入力中に、文脈から予測変換できるようになった。日本語キーボードも対応。←ようやくか!
- メッセージの新機能。現在位置を送信したり、音声や動画を入れる事もできるようになった。
- 音声メッセージは画面に触れる事なく、画面を耳に近づけるだけで再生されるようになった。
- iCloud DriveのiOS版。他のアプリとファイルを共有できるようになった。
- Enterprise機能。企業でiOSを活用するための様々なセットアップが簡単にできるらしい。
- 新しい「Health」アプリ。健康をサポートする。専用デバイスやNiki+と連携できる。←Appleがデバイスを出すという話は無し?
- サードパーティもHealthアプリと連携できる。
- 家族間で写真や音楽、アプリ、ブックを共有。
- 家族の位置情報、スケジュール、クレジットカードの共有もできる。もちろん勝手に家族のクレジットカードを使用されないように共有に制限もつけられる。
- 写真アプリでは、撮影した写真の編集がより簡単に。露出やコントラストなどをスライダーで変更できる。
- Siriも強化。説明はサラッと終わった。Shazamアプリと連携して曲名を検索したりできるらしい。
- App Storeはカテゴリ分けがより詳細になった。
- アプリのプレビューに動画を入れる事ができるようになった。
- 複数のアプリをまとめて販売する事ができるようになった(まとめて購入すれば割引みたいな事が可能?)
- 新しいアプリの拡張機能。例えば写真共有の一覧にサードパーティのアプリを追加したりできる。
- 今までは標準のアプリは他のアプリと隔離された存在だったが、この拡張機能で他のアプリと連携できるようになった。
- サードパーティ製のキーボードを追加する事も可能に。←おおっ!!
- 指紋認証「Touch ID」機能がサードパーティに解放。会場から歓声。
- iOSと家庭用の照明や鍵などの機器とを連携させるしくみが新たにできた。
- ゲームなどの3Dレンダリング機能がより強化されているらしい。
- 「Metal」というアプリのデモ。高精細な日本庭園の3Dイメージに直接タッチして、リアルタイムに桜を揺らしたり水に波紋を起こす事ができるアプリ。
- カジュアルゲーム開発用の新機能。
- 「XCode」の話。iOSアプリの開発言語はこれまで「Objective-C」に限定されてきたが、新たに「Swift」という言語を開発。より高速なパフォーマンスを叩き出すらしい。
- プログラミングデモ。プログラミングしながら、画面プレビューがすぐに表示されるので、操作するキャラクターや敵キャラクターの動きを簡単に調整できる。←これはかなり凄い。これを見てプログラミングに興味を持つ人も多くなりそう。
- iOS 8のβ版はデベロッパ向けに本日配布。一般向けには秋にリリース。
- 最後はクックさんによるまとめ。デベロッパさんに再度感謝の言葉。
- イベント終了。約2時間。お疲れ様!
今回はハードウェアの発表はありませんでした。
MacBook AirやApple TVの話が無かったのは残念。
しかしOSの新機能に色々と面白そうなものを出してきたなと思います。
個人的には、サードパーティにiOSのキーボードを解放したのが結構熱いと思います。
Healthアプリは、近々iWatch的なデバイスを出すための布石か?^^;
単なる機能強化にとどまらず、「その後」も見据えたワクワクを感じさせる基調講演だったなと思います!
秋がますます楽しみに!
以上ざっくり速報でした。微妙に内容が異なる部分があるかもしれませんがご容赦。
それではまた!
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