東京には何度か足を運んだ事がありますが表参道には行った事がありません。ユーノです^^
Apple Store Omotesandoがオープンしましたね。 全面ガラス張りの美しい店舗…是非行ってみたい!
大阪にももう一店舗ぐらいできないかなあ〜
梅田あたりとか。
今回のWWDC
さて、WWDC 2014基調講演から結構間が空いてしまいましたが
今回はWWDCでAppleが発表した内容をもう一度振り返ってみたいと思います。
今回の基調講演では、様々なところで言われている通り「iPhone 6」「iWatch」「新型MacBook」といった
ハードウエアは一切無く、新OSとそれに伴う様々な新機能、そして新開発用言語「Swift」の紹介という、まさに開発者会議らしい基調講演でした。
逆に言うと、今すぐAppleからリリースされるようなものは(開発者向けのβ版を除き)全く発表されなかったわけです。
にもかかわらず、開発者でもない我々が何故あの基調講演に興奮し、素晴らしいと感じたのか。
それは、今回の内容には、久々に「Appleらしさ」と「未来へのワクワク感」が詰まっていたから、という事だと思います。
クックさん流Appleの本格的な始まり
「Appleらしさ」というのはなんでしょう?
例えばOS X Yosemiteではこれまでより大幅にiOSとの連携性の強化を図ったり、
iOS 8では「HealthKit」「HomeKit」といった新しいSDKが発表され、
既存のアプリにおいても、メッセージに音声や動画を入れる事が可能になるなどの、細部にわたって機能が強化されたりしています。
もうOS XもiOSも完成されつくされて、これ以上手を入れるようなところは無い、なんて言われ、
実際私もそのように思えていましたが、
「そんな事は無い、まだまだこんなにできることがあるんだよ」という事を今回見事に示してくれたのが、まさにAppleだなと私は思います。
もっと言うと、今回の発表にはスティーブ・ジョブズさんとは異なるアプローチが随所に見受けられます。
iOSの標準アプリにサードパーティ製アプリと連携するメニューを追加できたり、サードパーティ製のキーボードを入れられるようになる機能などは、おそらくジョブズさんなら嫌がりそうな部分で、クックさんだからこそ実現した新機能なのかも、と思ったりします。
これらの新機能は「Androidならとっくに実現していた」などと言われる事もありますが、
決してAndroidの機能を単に真似したというようなものではなく、しっかりと安全性や合理性を保ちつつ
デザイン的にも複雑にならないよう配慮しながら、iOSの可能性を広げてきたのは、さすがだなと思います。
全てはここから
今回の新機能は、新しいOSが出たら終わり、では無いものが沢山あります。つまり、
サードパーティの方々がどんなものを出してくるのか、という事です。
まずはiOSで「ATOK」などのIMが使えるようになるのが大きいですね。
Safariや写真のアプリから直接DropBoxなどのアプリにリンクや写真を送ったりする事もおそらく可能になるでしょう。
今までには不可能だった事が可能になり、これまでよりiPhoneやiPad、Macを使うのが楽しくなりそうな予感がします。
健康管理や家の管理ができるアプリやハードがこれからどれだけ出てくるのか未知数なものもあります。
もしかしたら思ったほど革新的なものが出ず、肩すかしをくらう可能性も無くはない。
でも、これから色々なものが出てくるかもしれない、そんなワクワクを感じたのは久しぶりな気がします。
クックさん流のAppleがようやく軌道に乗ってきたのかな、そんな未来への期待を抱いた基調講演でした!