仕事などで知りあった人とパソコンの話になって、
私がMacを使っているという話になると大体「デザインやってるの?」と言われるユーノです。
私はもともと作曲(趣味)をするためにMacを買ったんですけど、
何故かMacといえば「デザイン」というイメージがまだまだ根強いようです^^;
今やMacは誰でも楽しめる万人向けパソコン…というイメージが定着する時はまだ来ないのか?
話しの相手が、ちょっとMacを知ってるという人から、こんな事を言われた事があります。
「Macって、ファイルのカット&ペーストできないの?」
どうも以前Macを触った時に、ファイルのコピー&ペーストはキーボードやマウスの右クリックメニューでできたけど、
カット&ペーストのやり方が分からなかった、という話のようです。
Windowsで言えばファイルの「切り取り→貼り付け」の操作ですね。キーボードで ctrl+X で選択したファイルの切り取り、ctrl+V で選択したファイルの貼り付けができます。
これと同じ操作、Macで行えるのかというと、以前は確かにできなかったのですが、
OSがLion以降のMacであれば実はできるんです。
ファイルのカット&ペースト
やり方は実に簡単。キーボードで ⌘(command)+C で選択したファイルをコピーし、
次に option+⌘(command)+V を押すと、ファイルの「移動」となります。
メニューでもoptionキーを押した状態で「編集」を選択すると、普通は「項目をペースト」が表示される項目が
「ここに項目を移動」に変化するので、それを選べばOK。
Windowsとはちょっと違う操作方法ですけど、
ファイルの切り取りというとファイルが消えてしまいそうで怖い感じですが…
実際にはWindowsでもファイルが消えないようになっていますが、そこが文字列などの「切り取り」と仕様が異なり、初心者には分かりにくいですよね。
ファイルを「コピー」→「移動」の方が、直感的に理解できる気がします。
ファイルのエイリアスを作成
じゃあ…
Windowsで言う「ショートカットの貼り付け」はどうなのか?
Macではショートカットではなく「エイリアス」と言いますが、コピーしたファイルをエイリアスとして貼り付ける機能は残念ながらありません。
でも、似たような操作であれば、
まずファイルを選択して、キーボードの ⌘(command)+L を押すと、そのファイルのエイリアスが同じフォルダに作成されます。
これを先ほどの「ファイルの移動」を使ってエイリアスを移動すればOK!!
また、エイリアスを選択して、キーボードの ⌘(command)+R を押すと、Finderが参照元のファイルを表示してくれます。
これ、結構便利です。
「これぐらい知ってるよ!」と言われてしまうかも知れませんが、
意外と知られていない便利なキーボードショートカットだと思い、取り上げてみました!