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ゆうゆう*Mac

MacやiPhone等のApple製品を、毎日お気楽に悠々と楽しみたい ごくふつーのユーザーによるブログです。

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AppleのCEO ティム・クック船長が珍しく色々とぶっちゃけているようです。

Macお宝鑑定団Blogの記事によると、米国時間の23日に開かれたAppleの第2四半期決算発表とカンファレンスコールが行われ、その中でクックさんは、今年の秋から2014年にかけて革新的な製品を用意しているが、新しいカテゴリーの製品は年内には出ないと語ったとの事です。

最近はApple叩きとも思える報道が国内外で出ています。
Appleの動きに少しでもマイナス要素が生じるといつもこうした記事が出てきて辟易としているのですが、
不安になってしまうユーザーや投資家もいるでしょうから、ここで説明する必要があるとクックさんは思ったのではないでしょうか。

また、巷で出ている次期iPhoneやiPadの噂の影響もあったと思います。
次期iPadは3月に発表されるとか、いや4月だ、いや6月のWWDCだ、と様々な憶測が流れましたね。
これらの噂を放置しておくとさすがにマズイとクックさんは考えたのかも。

また、クックさんはiPhoneの大型化に関しても、現時点では発売する予定は無いと明言しています。
勿論今後絶対に出さないという意味では無いでしょうが、画面サイズがコロコロ変わる事による開発者への負担などを考えても賢明な判断だと思います。私自身、大きくて持ちにくいスマートフォンは使いたくないですし^^;

アナリストの「視点」

そもそもこういう噂がどこから出てくるのか。
度々色々な「アナリスト」さんが発言し、それが拡散されていくわけですけど、そのアナリストさんがどこまで信憑性の高い情報を流しているのか、非常に疑問に思う時があります。

予測というより、単なるあて推量なんじゃないの、なんて思ったりする時も。

次期iPhoneやiPadの発表時期に関しても、通常の流れからするとまず次期バージョンのiOSの発表が先にあると考えるのが普通です。そしてその時期に最もふさわしいのは、例年6月ごろに開催されるWWDCでしょう。
そこでまず開発者向けのβ版が配布され、それから数ヶ月後に正式版がリリースされるでしょうから、次期iPhoneやiPadの発売はほぼそれと同時期かそれ以降となるのが可能性として一番あり得る話だと思います。

それを、iPadが出るのは3月だ、いや4月だ、と主張するアナリストが出てくるのは何故なのか。

私の推測ですが、ますます激化するスマートフォン戦争、タブレット戦争に勝ち抜くには、このタイミングで発表するのが一番いいはずだ、と考えるアナリストがいるからではないか、と思います。
それは四半期の売り上げを考えての事だったり、ライバル企業がこの時期に新製品発表するから、Appleもこの時期にぶつけてくる可能性が高い、とか、そういった要素を考慮しての事なのではないでしょうか?

要するに、アナリストの推測の根拠はビジネス的、一言で言えば「金」を中心に見ているからなのかなあ、と思います。

Appleの「視点」

勿論Appleは営利企業ですからお金の事抜きに事業はできません。何らかの戦略を練る必要があるのは当然だと思います。
またクックさんはもともとそういった戦略に長けていた人ですから、アナリストさんがそういった視点に傾きがちになるのかも知れません。

でもAppleってそれだけの会社じゃないですよね。

短絡的な利益に囚われず、長期的にどうユーザーを惹きつけるかに集中する。
そのために、製品の品質にこれでもかと言うぐらいにこだわったり、ユーザーを驚かせる演出を凝らしたり。
そういったAppleの美意識ー「美」を中心に捉えた製品作りが、他の企業と決定的に違う部分なのではないでしょうか?

だから、アナリストさんの予測には、視点がずれてるなあ、と感じるのものが多いのかも…。

「美」の視点を失ったら、Appleはその他大勢の企業と変わらない平凡な企業になってしまうと思います。
ジョブズさんからクックさんの時代に変わったとは言え、その視点は決して失っていない。昨年のAppleを見て、私はそう思います。

とにかくクックさん頑張れ!!

Appleにはクックさんだけでなく、素晴らしいデザイナーのアイブさんもいるし、素敵なプレゼンをするシラーさんもいる。
クックさんはきっと色々と大変なのだろうけど、なんとかこの場を乗り切って、次の素晴らしい製品を出して欲しい。

とにかく期待しています!!

あ、でもそろそろ、新しいバージョンのiLifeとかiWorkとか、Mac向けのアプリも出してくんないかなあ…^^;