先日、Amazonを見ていたら、仮面ライダーファンの子どもに人気の絵本「ぼく、仮面ライダーになる!」シリーズの最新作「ぼく、仮面ライダーになる!ウィザード編」が出ていたので購入してみました。
「ぼく、仮面ライダーになる!」シリーズは、仮面ライダーにハマりまくっている子どものかんたろうが、日常のふとした事から悩み、葛藤しながらも、仮面ライダーの勇気と正義の心で「仮面ライダーかんたろう」に変身し、怪人をやっつけるという内容。
悩みというのも、妹とのささいなケンカとか、母親との口争いとか、いかにも子どもらしいものばかりで、分かりやすくコミカルに描かれています。
2010年に「ぼく、仮面ライダーになる!」を発売後、毎年の仮面ライダー新シリーズに合わせて「ぼく、仮面ライダーになる!オーズ編」「同 フォーゼ編」を発売、そして今回、最新作の「ウィザード編」が発売されたわけです。
「ウィザード編」では、幼稚園に行く事が嫌になってしまったかんたろうが押し入れに秘密基地を作り、その中にこもる事を画策するのですが、
その時、ショッカーの怪人によって幼稚園が襲われてしまいます。
助けに行くか?でも幼稚園に行くのは嫌だ、悩んでいると、伝説の仮面ライダー達がかんたろうに語りかけてきます。
仮面ライダー達の正義の言葉にかんたろうは目が覚め、幼稚園を救いに走るのです。
最後の山場にはもちろん、仮面ライダーウィザードが登場します。
仮面ライダーマニアのかんたろうは、仮面ライダーはこうあるべきだ!正義のヒーローとはこういうものだ!という事を度々語ります。
幼稚園児とは到底思えないその理屈っぽさに最初は違和感を感じるかも知れませんが
実際にいるんですよね。こういう変に大人っぽい、理屈っぽい子どもが。
最近は逆にかんたろうの理屈っぽさに親しみを感じています。
敵のショッカーはちょっとユーモラスに描かれています。
全体的に設定が「昭和仮面ライダー」のニオイがする部分もかなりあるのですが、それもまた大人世代にはいいかも^^;
そして、シリーズを通して「誰でも仮面ライダーになれる!」というメッセージがこめられ、
コミカルな中にも胸の中に熱いものを感じます。
仮面ライダーが大好きな子どもたちの心をきっと捉える事と思います。
のぶみさんの絵も親しみやすく、温かいタッチの絵がステキです。
仮面ライダー好きの良い子たちにオススメです!
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そうそう、仮面ライダーと言えば、最近iPhone向けアプリで「仮面ライダー ライダバウト! 」というゲームが出ています。
これは伝説の仮面ライダーや怪人を仲間にしてパーティーを編成し、怪人から町を守ったり、他のプレイヤーとバトルをしてアイテムをゲットするというソーシャルゲームです。
正直言って、iPhoneアプリとしてのクオリティはかなり悪いです。BGMはもちろん効果音すら鳴らないし、動作も度々カクカクして使い勝手も良くない。
それでも仮面ライダーを集めるという目的だけで何となく遊び続けてしまっているのが我ながら驚きです^^;
仮面ライダー ライダバウト!
価格: 無料 ※掲載時の価格ですのでご了承下さい。
販売業者: NamcoBandai Games Inc.
AppStore リンク→ 仮面ライダー ライダバウト!