NHKニュースで以下のような報道がありました。
アメリカのアップルが運営する世界最大のインターネットの配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」で、利用者がソフトを勝手に購入されるトラブルが国内で増えて、ことし7月以降で4000件近くに上ることが分かりました。
以前から、Apple IDが不正に使用され、身に覚えの無いアプリが勝手に購入されてしまったといった被害がありましたが、これほどの被害が出ているとは驚きです。
私の環境では今のところそういった被害はありませんが、他人事ではありません。このような被害を防ぐために、どのような方法があるか、考えてみたいと思います。
アプリ購入の際は周囲に注意!
Apple IDのパスワードが盗まれるとしたら、その原因の一つに、パスワード入力時に背後から盗み見られるという「ショルダーハッキング」が考えられます。
特に屋外でiPhoneやiPodを使いアプリを購入する際は、パスワード入力時に他人に見られないように注意する事が大切だと思います。パソコン環境のセキュリティに注意!
Macは比較的ウイルスの被害が少ないと言われますが、もちろん絶対に無いとは言えません。
怪しいサイトを閲覧したり、不審なファイルをダウンロードしないように注意しましょう。
不安な人はセキュリティソフトを導入するのも手だと思います。
Mac App Storeでは、「ClamXav」「VirusBarrier Express
」といったアプリが無料でダウンロードできます。
ネットカフェなどでiTunes Storeを利用しない
私はネットカフェを利用した事がほとんどありませんが、大抵の所はセキュリティにも気をつけているのかも知れません。
ですが私なら、安心できるコンピュータ以外で個人情報を入力する事は得策ではないと思います。パスワードは定期的に変更!
パスワードをApple IDと同じものにするというのは論外ですが
容易に見破られないよう複雑なパスワードを設定するのも大切です。
また、万が一の事も考え、パスワードは定期的に変更するようにしましょう。
パスワードを変更するには、Apple ID ページから行う事ができます。
一旦パスワードをリセットし、その後メールで認証するか、確認用の質問に答える事でパスワードを再設定できます。クレジット情報は入力しない
私はアプリの購入をクレジットではなく、プリペイドのiTunes Cardで行っています。
被害を最小限にするためにも、クレジットでの購入をやめ、情報をiTunes Storeから削除することをオススメします。
iTunes CardはApple Storeや全国の量販店、コンビニなどでも販売しています。
それでも被害にあってしまったら…
すぐにAppleのサポートに連絡しましょう。被害が認められれば、不正購入された分は支払わなくて済むようです。
しかしそのApple IDは使用を停止されてしまい、それまでに購入したアプリは全て買い直さなければならない羽目になってしまう(新しいIDにアプリの使用権を移す事はできない)ので、
そうならないためにもしっかり対策をしましょう!
ClamXav
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料 ※掲載時の価格ですのでご了承下さい。
販売業者: Mark Allan
AppStore リンク→ ClamXavVirusBarrier Express
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料 ※掲載時の価格ですのでご了承下さい。
販売業者: Intego
AppStore リンク→ VirusBarrier Express