iPhone版GarageBandを購入して、毎日少しずつ楽しんでいる私です。
楽器を弾くだけでも楽しいのですが、そろそろ何か曲を作ってみます。
ただ漠然と「作曲しよう」といってもなかなかイメージが湧かないものです。
そこで今回は「iPhoneの着信音を作る」事を目標にしようと思います。
着信音は数秒で終わるようなシンプルな曲が適していると思います。
それなら比較的容易に完成させられそうですからね。
GarageBandのトラック表示画面を開きます。
この画面では各トラックの追加や削除、各種設定を行う事ができます。
「トラック」という言葉が聞きなれない方もいると思います。「トラック」とは、楽器の「パート」のようなものです。
ギターやピアノ、ベース、ドラムスなどの楽器パートが、音を積み重ねてひとつの曲に仕上げていくのです。
複数の楽器パートがまるで、運動場にある「トラック」のように一列に並んで、「よーいドン！」の合図とともに同時に音が流れていく、そんなイメージで考えると分かりやすいかも知れません。
まずは右上にある「設定」ボタンをタップします。
曲を作るならまずこれを見なくてはなりません。
設定画面で、曲のテンポ、キー、リズムなどを決めていきます。
次に楽器演奏の画面に行き、実際に録音していきます。
フレーズを弾くのはなかなか大変。特にキーボードは実物よりも小さいので、なかなか思うように弾けませんでした。
この辺、iPadのほうがずっと快適なんでしょうね。
コード弾きができるスマートピアノやスマートギターなら割と簡単に弾く事ができます。
あと、録音した自分の演奏がちょっとイケてない、という場合は
iPhoneをシェイクすると、「取り消し」の操作が働いて、今の録音を取り消しにできます。
でも録音に失敗する度にシェイクするのはちょっと面倒な気も。私は何度もiPhoneをフリフリしました^^;
楽器を弾くのはやっぱり難しい！という方なら、ループブラウザを開き、「Apple Loop」を使ってみましょう。
「Apple Loop」とは、Mac版GarageBandを使った事がある方ならご存知だと思いますが、
Appleが作曲支援用に用意した、様々な楽器による数小節の音の素材です。
Mac版のGarageBandと同様に、iPhone版でも多くのApple Loopが内蔵されています。
気に入ったLoop素材があったら、それを新規トラックに追加していきます。
音を切り貼りして積み重ねていく事で、全く楽器が弾けないという人でもひとつの曲に仕上げて行く事ができます。
もちろん、演奏もやりたいという方は、自分で演奏したトラックを追加する事も可能。
演奏したり、Loopを重ねたりして
曲が仕上がったら、左上の三角ボタンをタップして、My songs 画面に移動します。
左下の共有ボタンをタップすると、iTunesに追加するか、メールで送信する事ができます。
Mac版GarageBand形式で保存して、iTunesからファイルをとり出せるようにする事もできます。
ここではメールで自分のMac向けのメールアドレスに送信してみます。
デフォルトで表示される文面。この文面は必要なんでしょうか^^; ちょっと微妙な気がします。
送信してMacでメールを確認。「.m4a」という拡張子のファイルが添付されているので
これを保存して、ファイル名の拡張子を「.m4r」に変更し、iTunesにドラッグ&ドロップすれば、着信音として登録できます。
あとは、iTunesをiPhoneと同期するだけ。iPhoneの同期設定の着信音タブで、「着信音を同期」にチェックを入れる事をお忘れなく。
こんな感じで、気軽に自分のオリジナル着信音を作る事も可能なんです。
前回も書きましたが、楽器が得意でない人でも大丈夫です！最初は、聞きなれない用語などで戸惑う事もあるかもしれませんが、アプリ内にはヘルプも用意されているし、誰でもきっと、アーティスト気分を味わえると思いますよ。
GarageBand
カテゴリ: ミュージック
価格: ￥450 ※掲載時の価格ですのでご了承下さい。
販売業者: Apple
対応機種: iPhone 4S / iPad 2 Wi-Fi / iPhone 4 / iPad 2 Wi-Fi+3G / iPad Wi-Fi / iPod touch (4th Gen) / iPad Wi-Fi+3G / iPod touch (3rd Gen) / iPhone 3GS
AppStore リンク→ GarageBand
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