ウチにあるビデオカメラのバッテリーパックが寿命のようで、
充電してもあっという間にバッテリー切れになるようになってしまいました。
この秋は子どもたちの運動会とか、地域の相撲大会をビデオ撮影しているのですが
そのさなかビデオカメラのバッテリー問題。
もちろんバッテリーを買い替えたら済む問題なのですが、この際 iPhone 4S で撮影してみました。
なかなかいい画質です。
オートフォーカスもできるし、手ぶれ補正もある。
先月まで持っていた iPhone 3G とはケタ違いの画質ですヽ(^。^)ノ
ただ、iPhone 4Sのカメラ、写真はデジタルズームができるんですけど
ビデオ撮影だとズームがきかないんですね。
光学ズームが無いiPhoneは、拡大すると写真よりも画質の荒さが目立ってしまうから、あえてズーム機能を搭載しないのでしょうか?
App Storeをのぞいてみました。
「Video Zoom」で検索をかけてみると、結構アプリがヒットします。
ビデオ撮影でズーム機能が使いたい人、やっぱりいるんですね。
その中で私は「Video Zoom 2」というアプリを購入してみました。
このアプリはビデオ撮影で3倍までのズーム機能が使えるのですが、高解像度設定にすると、iPhone 4Sなら1920 x 1080ピクセルのフルHD画質での撮影に対応しています(iPhone 4なら1280 x 720になるようです)。
ズーム機能はあるけれどかなり解像度が落ちてしまうアプリもあるようですがこのアプリはその点優秀です。
使い勝手もなかなか。
純正のカメラアプリとほぼ同様のシンプルなインターフェース。フラッシュも使えます。
ズームは+と-のバーで行います。ピンチで拡大はできないみたいですが、実際に使ってみると不便さは全く感じません。
むしろ撮影しながらズーム操作をする場合、指1本で操作できるバーの方が使い勝手がいい気がします。
もちろん、縦向きでの撮影も可能です。
撮影を停止するとそのデータがリストの中にたまっていきます。
これだけでは、動画をカメラロールに送る事はできず、一旦動画データのレンダリング作業を行ってから
カメラロールに送信する操作が必要です。
リストからビデオを選択すると、「Play」「Render」「Delete」のボタンがあります。
「Render」をタップするとレンダリング処理が行われます。
レンダリング処理が終わると「Render」ボタンが「Save to Camera Roll」ボタンに変わり、カメラロールに保存できます。
同種のアプリの中には、撮影が終わると自動的にレンダリングが始まり、それが終わるまで撮影を再開できないアプリがあったりするのですが
このアプリは時間がかかるレンダリング作業をまとめて「後回しにできる」し、その処理はバックグラウンドで動作するので便利だと思います。
ひとつ注意点ですが、高解像度設定だと当然ながらファイルサイズが大きくなります。
1分のビデオを撮影するだけで200MB近く消費しますので、iPhoneの空き容量に注意しましょう。
またiCloudバックアップの設定で、このアプリはバックアップ対象から外しておいたほうがいいかも知れません(5GBぐらいすぐに消費してしまいそう…)。
iPhoneでビデオ撮影をする方には、是非オススメしたいアプリです!

カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: ¥85
販売業者: Mirage Labs
対応機種: iPad 2 Wi-Fi+3G / iPod touch (4th Gen) / iPhone 3GS / iPad 2 Wi-Fi / iPhone 4
AppStore リンク→ Video Zoom 2