当ブログは一応、MacやiPhoneなどAppleに関するテーマがメインのブログですが
たまにAppleとは無関係の話を書く事もあります。
最近、私のブログにアクセスしてくれる方の中には
以前の記事で取り上げた「逃走中 THE ボードゲーム」を検索して来ていただいた方も意外と少なくないみたいです。
クリスマス前だし、このゲームに興味を持った方が来ていただいてるのかな、と思ったりもします。
ただ前回の私の記事はかなりざっくりしすぎている気がしたので、もう少し突っ込んだレビューを書く事にしました。
ゲームの基本ルール
逃走者とハンターはお台場を舞台にゲームを行います。
マップは十数ヶ所のエリアに分かれています。
エリアによって「危険度」が設定されていて、危険度が高い場所でハンターに見つかると、確保の可能性が高まります。
ゲームは「タイムライン」にしたがって進行します。
「タイムライン」は、逃走者が行動できる「逃走」、
ハンターがいるエリア内に逃走者がいないか捜索する「エリアチェック」、
ハンターがエリアを移動する「ハンター移動」、
ミッションが発動する「ミッション」などのパートがあります。
逃走者の行動時はサイコロを振り、出た目の数だけ移動できます。
できるだけハンターから離れ、危険度の低い場所に移動しましょう。
ハンターの行動時は、どのハンターが何マス移動するかをサイコロを振って決めます。
ハンターは「ハンターマス」と呼ばれるマスだけを移動します。各エリアにひとつだけあり、移動する順番も矢印で決められています。
また、「ハンターカード」というカードを使う時があり、複数のハンターが同時に移動したり、逆方向に移動、倍速移動といった事があるので、気が抜けません。
ハンターが移動して、逃走者がいるのと同じエリアに入った場合、「ハンターに見つかった」事になり、逃走イベントになります。
逃走イベントは「逃走ゲージ」を使います。
最初にカードを引きます。そこに書かれた数字が、ハンターと逃走者との距離を表します。
その後サイコロを振って出た目を加算して、合計が「7」以上になれば、ハンターを「うまくまいた」事になります。
合計が「7」に達しなかった場合は、プレイヤーの体力を1引いて再度サイコロを振り、出た目を前の数字にさらに加算します。
これを繰り返し、体力が0になる前に合計が「7」になればOK、体力が0になれば力尽き、ハンターに「確保」された事になり、牢獄に入れられてしまいます。
こうしてタイムラインを消化していき、最後まで逃げ切ったプレイヤーが「逃走成功」となり、賞金を獲得できる、というゲームです。
ゲームを楽しめるポイントその1「ミッション」
「逃走中」の醍醐味と言えばやはり「ミッション」。
ボードゲームでは、一回のゲームに3回のミッションが行われます。
ミッションをクリアしなければ、新たなハンターが投入されたり、クリア時の賞金が半額になる時もあります。
逆にミッションをクリアすると「アイテム」をもらうことができます。
ハンターに見つかっても必ず逃げられるアイテムや、ハンターのいるマスを素通りして移動できるアイテムなどがあり、
ゲームを有利に進める事ができるようになります。
番組を知っている人なら見覚えのあるアイテムもありますよ^^
ミッションをクリアしないとハンターが増えてしまうが、下手に動くとハンターに見つかる危険もある、という番組のスリルが、うまく再現されていると思います。
ゲームを楽しめるポイントその2「体力」
もう一つ、重要な要素は「体力」。
ハンターに見つかる事以外に、体力を温存する事も大切です。
プレイヤーは自分の番に「歩く」(一回サイコロを振り移動する)、「走る」(もう一回サイコロを振り移動できるが体力が一つ減ってしまう)、「休む」(移動せず体力を一つ回復する)という行動を選択する事が可能です。
ミッションをクリアしたりハンターから離れるために、リスクを犯して走るか、
あえてミッションに参加せず休むか、という選択が命運を分けるのです。
家族やお友達と遊んでいて、「俺は目的地が近いからミッション参加するわ」とか「私は体力が少ないから誰かミッションお願い!」なんて相談しながらゲームを進めるのも楽しいと思います。
ゲームを楽しめるポイントその3「自首」
「自首ボックス」もあります。
そこにたどり着くと、それまでの賞金を獲得しゲームから離脱する事ができます。その際ハンターが一体二体追加されます。
※2011年12月2日 訂正しました。
ルールとしては面白いのですが、実際に賞金がもらえるわけでは勿論無いので、自首するメリットはあまり無いような気がします^^;
何回か遊んで、獲得賞金レースみたいな楽しみ方をすれば、自首する意味もあるのかも?
逃走中が好きなら買う価値あり!
「逃走中 THE ボードゲーム」は逃走中が大好きな人にはもちろんオススメです。
家族や、番組を知っているお友達と遊ぶときっと盛り上がると思います。
ただ、ルールは結構複雑で、しばらくは説明書とにらめっこしながら遊ぶ事になると思います。最初のうちは、大人が一緒に遊んであげた方がいいと思います。
ちなみに私は8月にこのゲームを買いましたが、5歳の息子は今でもこのゲームは大好きです。
何度もやっているうちに大体のルールは覚えてしまったので、慣れれば小さいお子さんでも大丈夫だと思います。
あと、遊ぶなら3人以上はいたほうがいいと思います。ミッションによっては人数が少ないとクリアが難しいものがあります。
2人で遊ぶなら、ひとりで2人分の逃走者を受け持つという遊び方もアリだと思います。
冬休みに、年末年始に逃走中はどうでしょうか?
![]() | 逃走中 THE ボードゲーム バンダイ 2011-07-23 by G-Tools |