既にご存知の方がほとんどだと思いますが、iPhone 4Sの予約が開始されました。
ソフトバンクとKDDIの両キャリアは前日になっても料金プランなどの詳細を明らかにせず、
発表を待つユーザーをやきもきさせましたが、
両社ともかなり戦略的な価格とサービスを用意してきました。
両社、特にソフトバンクの料金プランはかなり複雑で分かりにくい感じですが、
こちらのブログ記事がかなり分かりやすくまとまっていると思います。
iPhone 4Sの料金プランと注意点のまとめ | Macin' Blog
両社のプランを比較すると、パケットをフルに使う前提で2年使う事を考えると、ソフトバンクのほうがちょっとだけ安いのかな?
あと注目すべきところを書いておくと…
- auは他社からのMNP(番号ポータビリティー:番号持ち運び制度)でiPhone 4Sを購入するユーザーに1万円をキャッシュする「乗りかえキャッシュバックキャンペーン」を実施します(2012年1月31日まで)。これの対象に入る人には、au版iPhoneがグッと安く感じられると思います。
- 対してソフトバンクはiPhone 4Sの購入者、またはiPhone 4を持っている人に対し、iPad 2が月額料金0円から利用できる「アレコレソレキャンペーン」を開始します。
ただし0円というのはあくまで毎月の3Gパケット通信量が100MB以下の場合ですし、本体料金はしっかり取られます。
本体料金だけで考えると、iPad 2 Wi-Fiモデルよりちょっとだけ安く、Wi-Fi + 3Gモデルが手に入るので、iPad 2が欲しい人には検討の余地があると思います。
パケット通信が必要なければ、SIMを抜いておけばいいわけですし。 - また、ソフトバンクは、iPhone 3GS または iPhone 3G からの機種変更で
現在利用している機種代金の割賦残額を毎月キャッシュバックする「実質無償機種変更キャンペーン」を実施します。
つまり本体代金のうち支払が残っている分を帳消しにしてくれるわけです。
しかも新スーパーボーナスで一括購入した人でも、24回払いに換算してキャッシュバックしてくれるとの事。
割賦残額が残っていない場合は一律6000円がキャッシュバックという太っ腹な内容です。 - あとは電波の状況ですが、auはもちろんエリアの広さ、ソフトバンクは仕様上au版よりも高速通信が可能(ソフトバンク版は下り最大14.4Mbps、上り最大5.76Mbps、対するau版は下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbps)ですがあくまで理論値であり、ソフトバンクの電波でそこまでの速度が出る状況がどのくらい出るのかは分かりません。
また、au版は電話を着信するとインターネット通信が切れるという弱点があります。ただしWi-Fiを利用している状況であれば、電話しながらのインターネットは可能のはずです。 - 電話を頻繁に使う人は両社の通話料金も考慮に入れておいた方がいいかも知れません。他キャリアとの通話を多くするならauのほうが割安かも
というわけで、auはかなり本気を感じますし、ソフトバンクはなんとか囲い込みを保とうとなりふり構わない手を打ってきている感じです。
あとは電波の状況とか利用スタイルによってどちらが自分に向いているか決められるといいと思います。
私自身は、現状ソフトバンクで特に不満が無いという事で、
予約開始の7日に早速予約しに行きました。
最初、大阪梅田のヨドバシカメラに行くつもりにしていたのですが、
仕事のため梅田に到着するのは夜6時40分ぐらいになってしまう事が判明。
Twitterをチェックすると、6時前で既に当日分の予約の受付は終了との情報があったため、
予定を変更して自宅から一番近いソフトバンクショップに行く事にしました。
ショップに到着したのは夜7時過ぎ。
それからかなーり順番待ちでしたが、夜9時ごろ、なんとか予約完了しました。
32GB、白モデルです。
初回入荷分が入手できるかどうかは分かりません。
多分、何週間かは待たないといけないのではないかと思います。機種変更の人はなかなか順番が回ってこないと聞きますし…
でも、楽しみにワクワクしながら、待ちたいと思います。