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ゆうゆう*Mac

MacやiPhone等のApple製品を、毎日お気楽に悠々と楽しみたい ごくふつーのユーザーによるブログです。

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MobileMeギャラリーが近い将来終了になるというAppleの発表をうけ、Googleが提供する写真共有サービス「Picasa」を試す事にした事については、以前の記事で書きました。

詳しくは前回の記事を参照していただきたいと思いますが、いくつかの注意点はあるものの、最初のインストールさえ完了すれば
とりあえず快適に写真の投稿を行う事ができたので、あれからさらにいくつかの写真、そしてビデオの投稿も行ってみました。

インターフェースはかなり作り込まれています


冒頭の画像はPicasaのアルバム一覧画面です。
iPhotoからアップロードしたアルバムごとにきちんと整理されています。
写真のExif情報ももちろん転送されていて、アルバムの日付順に自動的にソートされるので、MobileMeギャラリーと比較しても遜色無い使い勝手だと思います。
写真の順番を変更する事も可能です。

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アルバムをクリックするとアルバム内の写真一覧。

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写真をクリックすると拡大表示されます。スライドショーもそこそこ良くできています。
フルスクリーンで写真を表示する機能もあります。

ビデオのアップロードは専用アプリで


ビデオのアップロードには前回インストールした「Picasa Web Album Uploader」を使います。iMovieから直接アップロードする事はできないので、一旦書き出しを行って任意の場所にビデオをおいておき、このツールを使う必要があります。

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試しに解像度が960x540、データレートが3000ぐらいのビデオをアップロードして、それをPicasaで再生してみた所、Flash形式の動画に変換され、画質が若干低下してしまいました。これでは高画質のビデオをアップロードしても無意味にストレージ容量を食うだけなので、640x480ぐらいの解像度、データレートも許容できる程度にあらかじめ落としてからアップロードしたほうが良さそうです。

また、ビデオの撮影日はPicasaでは反映されず、日付欄にはアップロードした日付が表示されます。これはその下にある「編集」という所をクリックすれば変更できます。

一点、これは頂けないと思ったのが、Picasaで共有したビデオをiPhoneから見られない事です。
iPhoneから見ると、ただの静止画のようになってしまって再生できません…。Flash動画に変換されているからでしょうか?
GoogleもHTML5への移行を推進している企業なのだから、この辺は何とかしてもらいたいところですね。

解決策としてはPicasaの写真やビデオを閲覧できるiPhoneアプリがいくつかあるようです。
Best Album - Picasa Web Albums Manager というアプリはiPadにも対応したユニバーサルアプリで、価格も85円と安いので、これはまた今度試してみたいと思います。

Best Album - Picasa Web Albums Manager
カテゴリ: 写真
価格: ¥85
AppStore リンク→ Best Album - Picasa Web Albums Manager


DropBoxも写真共有に使える!?


前回の記事で、「DropBox」が使えるというコメントを頂きました。
私はDropBoxの無料版を使っていましたが、単なるストレージとして使っていただけで、写真を共有する機能がある事を今まで知りませんでした^^;
今回は、Picasaと平行してDropBoxの写真共有機能の使い勝手を試してみました。

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DropBoxをMac内にインストールすると自動的に作成される「DropBox」フォルダ内の「Photos」というフォルダが写真共有のためのフォルダです。
その中に写真を追加するとその写真はインターネットに公開されます。


公開された写真はパスワード代わりの文字列が付加されているため、簡単に第三者が見る事はできないと思いますが、絶対に見られたくない写真は公開しない方が無難です。

「Photos」フォルダ内にさらにフォルダを作って階層化する事も可能です。そのフォルダが「アルバム」の代わりになります。

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今度はDropBoxに保存した写真をWebで見てみます。
フォルダの一覧が表示されていますが、これは撮影日順に並べる事ができません。DropBoxで日付を変更する事もできなさそうなので、フォルダ名の先頭に番号や日付を入れるなどして対応する必要がありそうです。

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フォルダから「ギャラリー」で写真の一覧を見る事ができます。
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写真をクリックすると写真が拡大表示されます。スライドショー機能もあります。

ギャラリーのページからは、写真の撮影日等の情報を見る事が全くできないので、「写真を整理する」用途に使うには少々物足りない気がします。
あくまで写真を公開する事前提と見た方が良さそう。
写真をダウンロードしてみると、写真のExif情報はちゃんと残っています。

動画の公開は「Photos」フォルダではなく、「Public」フォルダ内に保存します。

ビデオファイルは勝手に再変換される事も無く、iPhoneやiPadで閲覧できる形式であれば、それぞれのデバイスで問題無く再生できるように思います。


まとめ


今回PicasaとDropboxの写真共有機能について少しだけ踏み込んで試した感想を書いてみました。
個人的には、ユーザーインターフェースは完全にPicasaが勝っており、Dropboxは一応そういう機能がある程度だと感じました。

それではPicasaのほうがオススメかというとそうとも言い切れません。Picasaはストレージ容量1GBまで無料なのに対し、Dropboxは標準で5GBまで無料で使用できるという利点があります。
また、Picasaだと20GBまで年5ドル、80GBまで年20ドル、対してDropboxは50GBまで年99ドルです。
自分がどのくらいの容量を必要とするかによって変わってくるのではないかと思います。

私の個人的な評価では、Picasaの使い勝手の良さに軍配を上げたいと思います。
次回は、上述したiPhoneとの連携についても調べてみたいと思います。
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