MacでWebを見るときや、アプリを起動して作業するとき、スクロールという操作は不可欠です。
スクロール操作はMagic MouseやMagic Trackpadでは日本指で快適にできるし、Mighty Mouseや他のホイール付きマウスでスクロールする人も多いと思います。
でも、縦に長い長いサイトを見ているときなんか、スクロールが面倒だと思うことも多くないですか?

あと、iPhotoを使ってるとき。私のiPhotoには数千枚の写真が保存されており、イベント数も相当な数です。
ちょっと古い写真も見たいなーと思ったとき、何度も何度もスクロールして移動するのがとても面倒!

スクロールバーを掴んで、ズルズルとドラッグする時もあります。これまた、ちょっと面倒だったりするんですよね…^^;
そんな時、知ってると便利かも、というスクロール技があるので、ご紹介します。
1. マウスやトラックパッドを使ったスクロール技
スクロールバーの空いている所をクリックすると、次のページや前のページにスクロールしますよね。
しかしここで、「option」キーを押したままクリックすると、クリックしたその位置に一気にスクロールできるのです。

とても便利!
また、メニューバーのアップルマークをクリックし、
「システム環境設定...」 → 「アピアランス」を選択して
「スクロールバー内をクリックすると:」の欄を「クリックされた場所にジャンプ」にすると、上記の技を
クリックだけで行う事ができるようになります。
(今度は逆に「option」キーを押しながらクリックすると次のページや前のページにスクロールします)。

どちらの設定にするかはお好みでいいと思います。
2. キーボードを使ったスクロール技
以前のApple Keyboardには、「Home」「End」「Pageup」「Pagedown」キーがついており、それを使うと一気にページの先頭や最後にジャンプしたり、1ページずつ移動することができました。
しかし今のMacに標準でついてくるキーボードには、これらのキーが省かれています。
実は「fn」キーと矢印キーを使えば、これと同じ操作ができるのです。
「fn」+ 矢印↑ でPageup
「fn」+ 矢印↓ でPagedown
「fn」+ 矢印← でHome
「fn」+ 矢印→ でEnd
とても便利!!
【おまけ1】
「fn」+矢印キーのキーボードショートカットは便利なのですが
例えばテキストエディタで入力していて、上記の方法でジャンプした場合
テキストエディタのカーソル位置は移動しません。
これを、カーソル位置も移動して欲しい場合は、「command」キーと矢印キーを使います。
「command」+↑ でカーソル位置をページの先頭に移動
「command」+↓ でカーソル位置をページの最後に移動
「command」+← でカーソル位置を行の先頭に移動
「command」+→ でカーソル位置を行の最後に移動
【おまけ2】
Webブラウザでは、スペースキーを押すと1ページ下にスクロール、
「Shift」キー + スペースキー で1ページ上にスクロールすることもできます。
指1本でスクロール。楽々です^^
* * * * *
どうでしょうか?
知っている人は知っているけど、意外と知られていないキーボードショートカットなのではないかと思います。
いきなり全部覚えるのは難しくても、少しずつ覚えていくと、ますますMacを便利に使えると思います。
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