
ネット上では未だにiCloudの話題が絶えないですね。
「これは凄いサービスだ」「大した事は無い」など、賛否両論があると思いますが
「結局iCloudって何が凄いの?」と思っている人もいるのではないかと思います。
よく言われるのが、「iCloudは『保存』と『プッシュ』を行うサービスであって、
『同期』という言葉はあえて使わない」という話です。
『保存』と『プッシュ』??
分かるようで、よく分からない。
それってこれまでの同期とどう違うの?
私もまだぼんやりとした感じで、よく分かっていません。
でも「おそらくこういう事なんだろうな」と思っている事を書きたいと思います。
1. ユーザーは考える必要が無い
従来のiOSデバイスの同期というのは、ケーブルをMacやPCに接続して行う必要がありました。
これはこれで、『繋ぐだけで終わる』という簡単さが良かったと思います。
でも、この時の「同期」は自分から行動しなければ行えなかったわけです。
しかも、iPod、iPhone、iPadと、繋ぐデバイスがどんどん増えてくると、繋ぐだけとは言ってもさすがに面倒。
iCloudの場合、データを更新したら即、自分のほかのデバイスにもデータを更新しに行くのでしょう。
つまりこれが「プッシュ」であると。
ユーザーは何も考えなくていい、というのがキモなのではないかと。
つまり
「同期」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜならその言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際にデータがプッシュされて、もうすでに終わってるからだッ!
…という事なのかなあ、と思います^^
2. データの競合リスクが少ない?
「同期」というのは、単にデータを相手に送ったり受け取ったりするだけでなく
データ内容をチェックして、一方に更新があればそのデータを「最新」として
他のデバイスに上書きするわけです。
でもたまに、複数のデバイスで更新があったりすると
それはデータの「競合」であり、どのデータを正として上書きするかという
チェックを求められます。
iCloudはデータの「プッシュ」であり、更新は即時行われるので
こうした競合のわずらわしさが軽減されるのではないかと期待します。
ただ、電波が繋がっていなかったり、電源が切れていたりして
プッシュがすぐに行われない可能性もあるわけで、その場合はどうなるのか、
ちょっと気になります。
3. Lionなら「バージョン」管理で安心
データの更新が他の端末でもリアルタイムに行われるのは
便利だけどちょっと不安な時もありますよね。
「Macで作ったiWorkの書類が勝手に更新されてしまった! 困った!!」とか。
でも、OS X Lion なら、「バージョン」という機能で、
すぐに更新前のバージョンのファイルに復元できるのです。
これは便利!!
さすがApple、よく考えてますよね。
* * * * *
以上、想像も多少含んでいますが、
私が思う「iCloudの凄いところ」でした。
いい事ばかりのようですが、ちょっと不安もあるんですよね。
「そんなにちょくちょくプッシュしてたら、バッテリーが悲惨な事にならない?」とか
「通信速度は本当に大丈夫なのか?」とか。
とにかく、iCloudが始まるのが楽しみです。
そして早く来いiPhone 5!!
【おまけ】
ジョジョつながりで…
昨日リリースされたiPhoneアプリです。
ジョジョのイラストを使ったおみくじアプリです。
今後さらなるアップデートもあるらしい。ファンの方は是非。

ジョジョの奇妙な花闘 - NamcoBandai Games Inc.
カテゴリ:ゲーム
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