fc2ブログ

ゆうゆう*Mac

MacやiPhone等のApple製品を、毎日お気楽に悠々と楽しみたい ごくふつーのユーザーによるブログです。

先日 Magic Trackpadを疲れずに使うには! という記事にて、Magic Trackpadの魅力と手に負担をかけない使い方について書きました。今回はさらに、「BetterTouchTool」というフリーウェアを活用する事で、より便利にマルチタッチを楽しめるという話をしようと思います。

Magic Trackpadは様々なマルチタッチジェスチャーによって、タップやスクロールは勿論、拡大や縮小、画像の回転、Exposé、アプリケーションの切り替えといった操作を快適に行えます。

しかしこうした快適な操作も慣れてくると、私はちょっと不満が出てきてしまいました。

それは「Spacesの切り替えも、マルチタッチでやりたい!!」という事。
iPhoneやiPadのページ切り替えみたいに、MacのSpacesもタッチで切り替えられたら、すごく便利そうじゃないですか。

しかしMagic Trackpadは、システム環境設定のトラックパッドの項目で、限られた操作しか選べず、それがちょっと難点。
Appleは多分、「あまりジェスチャーを増やしすぎるとユーザーが覚えきれないし、誤動作が増える可能性がある」事を考慮してあえて機能を絞っているのだと思います。それはそれで理解できるのですが、でももうちょっとはジェスチャーを増やしたい…

システム環境設定のトラックパッド

システム環境設定のトラックパッド

そんな時に役に立つのが「BetterTouchTool」です。
Magic Trackpad だけではなく、 Magic Mouseのジェスチャーを追加する事もできるので、Magic Mouseユーザーの方にもオススメですよ。

「BetterTouchTool」は、こちらでダウンロードできます。
http://blog.boastr.net/?page_id=1722

ダウンロードしたZIPファイルを伸張するとアプリケーションが展開されるので、それをアプリケーションフォルダに入れて起動します。
すると、メニューバーのステータスアイコンに BetterTouchTool のアイコンが追加されます。

110602-0001.jpg

BetterTouchToolのステータスアイコン

このアイコンをクリックして、メニューから「Preferences」を選択すると、設定画面が現れ、標準には無かったジェスチャーに様々な機能を割り当てる事ができるのです。

110602-0002.jpg

BetterTouchToolの環境設定画面。機能の割り当ては追加も削除も可能。

では早速念願のSpaces切り替えを追加します。
私は最初、3本指のスワイプでSpacesの切り替えにしたいと思いました。
しかし3本指は左右のスワイプで「進む/戻る」の機能が既に割り当てられており、これはこれで外したくありません。

じゃあ、4本指のスワイプにしよう、と思いましたが、これも上下のスワイプでExposéの「デスクトップ表示」と「ウインドウ一覧」が割り当てられています。これもできれば外したくない。

BetterTouchTool では、5本指のスワイプにも機能を割り当てる事ができるのです。しかしこれは、私が試したところうまく判定されない事が多く、ちょっと厳しい。

そこで、「control」キーを押しながら3本指の上下左右のスワイプを割り当てる事にしました。
ジェスチャーを追加し、それにSpaces切り替えのキーボードショートカット(私の場合はcontrol + 矢印キー)を割り当てていきます。

これで見事、「control」キー + 3本指スワイプでSpacesの切り替えができるようになりました。
キーボードを併用するのはちょっとスマートさに欠けますが、右手はMagic Trackpadから離さなくて済むので、結構便利です^^;

ついでにもう一つ、便利なジェスチャーを追加しました。
3本指の上下スワイプがまだ空いているので、上にスワイプしたら「command + N」キー、下にスワイプしたら「command + W」キーを、つまり多くのアプリケーションにおける「新規ウインドウ」と「ウインドウを閉じる」のキー操作を割り当てます。

おー、これはめっちゃ便利!
右手でスイスイウインドウやSafariのタブを閉じたり、ウインドウを追加したりできます。

また、「TipTap」というジェスチャーも追加する事ができます。
「TipTap」とは何だ?と最初は思いましたが、要するに1本指を置きながら、右または左のもう1本の指でタップする動作の事のようです。
私は、これにはSafariの前後のタブに移動するキーボードショートカット
(control + tab または shift + control + tab)を割り当てました。

ジェスチャーはもっともっと追加する事ができますが、あまり追加しすぎると自分でジェスチャーを覚えきれなくなったり、別のジェスチャーと誤判定する可能性があるので、やりすぎは禁物です^^

Magic TrackpadやMagic Mouseをもっと活用したいと思われる方は、是非お試しを。

BetterTouchTool



Apple Magic Trackpad MC380J/AApple Magic Trackpad MC380J/A
(2010/07/29)
アップル

商品詳細を見る


Apple Magic Mouse MB829J/AApple Magic Mouse MB829J/A
(2009/10/31)
アップル

商品詳細を見る

Magic Trackpad


昨日ご紹介した、Magic Trackpad。オススメです。

デスクトップ型のMacを使用している人でも、MacBook のトラックパッドの操作感が得られる優れものなのです。
これがあると、普通のマウスには無い様々な操作を、ジェスチャーによって行う事ができます。

Magic Trackpadの製品説明

Apple の Web サイトにある Magic Trackpad の製品説明ページ

ただ私はこの Magic Trackpad を使い始めた頃は少々苦労しました。
というのも、使っていると、だんだんと手が疲れてくるのです。
慣れの問題かなあ、と思い数日使っていたのですが、どうしても、1時間ほど使っていると手が疲れてきます。

このままだと腱鞘炎になるかも知れない、と思い、使用を中止しようかとも思いましたが
その前に使い方をもっと研究してみようと思いました。
そこで私なりに導き出した「Magic Trackpad を疲れずに使う方法」は以下になります。

※あくまでも個人的な意見であり、効果は人によると思います。ご了承下さい。


1. Magic Trackpad は手前が外向けになるように置く

手のひらの力を抜いて、テーブルの上にそっと置いてみて下さい。
まるで卵を握るように弧を描いた形になると思います。
そして人さし指、中指あたりが一番盛り上がり、小指辺りは一番平らに近い形になると思います。

Magic Trackpad を、AppleのWebサイトのようにキーボードと平行になるように置くと、
手のひらもそれに合わせて平行に保とうとする
と思います。

これが、手が疲れる原因の一つでは無いかと考えました。

Magic Trackpad を、手を自然に置いたこの形に近づければ、この疲れは軽減されるのでは無いか、
と考えて分かったのが
キーボードと平行では無く、手前が外を向くように置いた方がいい、という事です。


2. クリック操作は「人さし指でタップ」ではなく、「親指でクリック」

Magic Trackpad はタップでクリック操作できるのが便利ですよね。
でもこの「タップ」で人さし指を上下運動させるのが、意外と疲れに繋がっている気がします。

実際人さし指と親指で上下運動をさせると、親指の方が疲れにくい人が多いのではないでしょうか。

「タップ」を極力使わず、親指で「クリック」を使う方がいいのではないかと思います。


3. 無理に使わず、マウスと併用

Magic Trackpad は便利ですが、カーソルを細かく動かしたい時(Garageband等のアプリで作業をする時など)は、マウスを使った方が楽だと思います。
何でも Magic Trackpad でやろうとせず、用途に応じてマウスを使うのもいいと思います。

また、早くも梅雨に突入した地域がありますが、湿度の高い時はトラックパッド表面を指が滑りにくくなり、その結果指が疲れやすくなるという弱点がある事も最近分かりました。
そういう時は迷わずマウスを使いましょう。お風呂上がりなんかも滑りが悪くなりますね。


以上です。
Magic Trackpad を買ってみたけど、手が疲れてダメだなあ〜と思っている方は、試してみてはいかがでしょうか。